百年の孤独』、ぼくは、ホセ・アルカディオ・ブエンディアが誰だか(息子、だっけかな)に「チェスをする意味」のようなことを問いつめ、それがゆえにその人はけっきょく終生チェスをしなくなってしまう、というエピソードが何か好きです。差挟まれる小話がいちいちおもしろい小説ですよね。