2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「孤独」と言えばブランショ、だけど、湖月抄を探すすがらに Une voix venue d'ailleurs を掘出したんで、これでも読みながら寝るか。

いや、一般には、「寄る辺なさに踏みとどまる」ことと(哲学的であれ何であれ)「孤独」とのあいだには相応の懸隔があるであろうから、多くの人に「うん、そうだね」と同意を得られることではだろうけど、おれは「うん、そうだね」と思える。

「現象学的判断中止は独特な哲学的孤独を生み出す」(Husserl, Husserliana Band VI, S. 187f) ……エポケーって要は「寄る辺なさに踏みとどまる」ということであってみれば、まあそうだろうな。

k_hayashi @t_hayashi そういや、ワインを飲み続けてて効果は感じるんかい? 記憶力に関して。 @k_hayashi ワインを飲むことは、記憶力の(長期的?)「保持」に役立つのみで、その「増進」に資することはないので、取り立てたる変化はないものと思われる。

『フッサール・セレクション』の編者解説に「数学基礎論(とくに数論)の研究から始まったフッサールの哲学研究は」とあるんだけど、そこで想定されている「始まり」がもしPhilosophie der Arithmetikのことだとすると、それを「数学基礎論」と呼ぶのは語弊…

たまに、おれんとこに言語哲学がらみの質問メールとか来たりするんだけど、明らかにメールを送る相手を間違えていると思う。まあ、通り一遍のことは答えられるけど、そんな突っ込んだこと聞かれても知らんて。

そういや、寿司屋の帰りにABCの本店に寄ったのだけど、あそこは行くたびにだめになっていっているような気がする。

明日は、カナダの口座に送金したり役所に行ったりしなきゃならんので、ほんとはもう寝てなきゃいけないんだけど、まだ起きてる。

『紫苑物語』読みながら Rosser の Simplified Independence Proofs を読むというような無茶なことは止めよう。

あっち(アメリカかカナダ)で本格的に教師生活に入ったら、引越し費用って出してくれんのかな。

料理酒として買ってあった(賞味期限が1年以上も前に切れている)日本酒でも飲むか。

ああ、ワインがなくなってもうた……。

でも、まあ、「昔はよかった」ってな感じではないしな。昔もよかったし、今もよい。

昔のことをあれこれ言いだすのは、疲れているしるし。

「高校生のとき」で思い出した。前に @sita_kimie さんに所望された、中高生のときに録音した音源のディジタルデータ化も遂行せねば。って、そんな時間、あるかな。ぜひとも遂行したいけど。

高校生のときにやったライヴ(ノイズ。ちなみに、対バンはいまで言うヴィジュアル系のようなやつ)のヴィデオがあるはずなんだけど、どこにあるんかな。ひさかたに見て、大笑いしたい。

何でそんなことを書いているかというと、いまワインを飲みながら、その寿司屋で何か折り詰め作ってもらっていれば、いまそれをつまみながら飲めたのに、と思ったからなのだった。まあ、合わんかも、だけど、何にもないよりは、まし。

今日、某ノーベル賞候補小説家もご用達な寿司屋で寿司をたらふく食ったのだけど、〆におれがトロ三貫を頼んだら、いっしゅん場が凍ったような感じになった。

ワイン飲みながらジュリー・クルーズ。

フッサールは分かるようで分からんし、ゲーデルが晩年フッサールに熱をあげていたのも分かるようで分からん。

nao321 911は最高の芸術だとかそんな感じのこと言ったのって誰だっけ @damenahito123 シュトックハウゼンですね。んで、(当然?のことながら)えらい叩かれた、という。

で、それ(湖月抄の上巻)を探す過程で、カルナップ『意味と必然性』の原書を発見。しかも、それなりに丹念に読み込んだ形跡あり。むかしはまじめだったんだね、おれも。

湖月抄が所蔵されているべき場所に行ったら、上中下巻の上巻だけなかった。

k_hayashi 求:とめどなく流れる透明鼻水の対処法。 @k_hayashi ティッシュを詰める。

石川淳『紫苑物語』読書中。思わず唸ってしまうほど、うまい。

九鬼『西洋近世哲學史稿』編者例言に「初學者の單なる啓蒙書であるよりはむしろ純粹の學術書たらんことを期する」とあるけど、ふつうに岩波文庫とかに所収してもよいようなものの気もする。

今日の掘り出し物: 九鬼周造『西洋近世哲學史稿』。持っている気も濃厚にするのだけど、上下揃い美本で安かったので、思わず買ってしまった。

石川淳は、文庫化されるとほぼ新字新仮名にしてあるけど、旧字旧仮名で書かれたものは文庫でもそのまま旧字旧仮名で出すべき、だよな。まあ、石川淳にかぎった話じゃないけど。

今日行った古本屋は、澁澤の『高丘親王航海記』やら石川淳の『紫苑物語』やらの単行本が100円で出ていて、なかなかけっこうなところであった。

アメリカおよびカナダにいるとき、「日本はいま〜時ぐらいだな」とほとんど無意識に考えながらポストしていたのだけど、じっさいに日本にいるいまもそのクセが抜けず、いま日本は昼前ぐらいだと思ってしまっていた。